軽量で剛性に優れ、横曲りや、タワミの少ないクラス最長23.5mのロングブームを採用。
クラス初の15度/30度/45度の3段階にオフセットできる、新機構のオフセット付きジブ(2.5m)を装備し、ジブ作業時の最大地上揚程26.7m・最大作業半径22.7mを実現。
クラス最高の160PS直噴インタークーラー付ターボエンジンを搭載。電子制御フルロックアップオートマチックトランスミッションとの組合せにより、クラス最高の加速性と機動性を発揮。クラスで最も優れた燃費性能も実現しました。
新設計の乱巻防止ローラ付(オプション)大型ウインチ2基を搭載。ウインチ回路には圧力補償付流量調整弁を組込んでありますので、荷重の大小にかかわりなく、レバーストロークに応じた速度が得られ、優れた微速巻上・巻下操作が行えます。
主巻・補巻ウインチは、それぞれ単独のレバーで操作ができ、同時操作時でも互いの影響を受けません。さらに2回路合流方式の採用により主巻・補巻ウインチの巻上能力をダウンさせずに低速から高速まで無段階変速ができ、アクセル操作と相まってスピーディな作業が行えます。
軽量で剛性に優れ、たて、よこの曲りやタワミの少ない強力な30.5mロングブームを採用。さらに、13.0mの2段ロングジブをセットすることによりクラス最高44.8mの地上揚程を実現。重量物や大型資材の高揚程作業に威力を発揮、より大きな作業半径で余裕十分の作業が行えます。
あらかじめの設定した「ブーム高さ」「ブーム上限角度」「ブーム下限角度」「作業半径」「左・右旋回角」の作業領域範囲でブームの伸長・起伏・旋回が自動的に停止。範囲の限界手前から警報音で危険を知らせますので、範囲を越えて作動することがなく、スピーディに安全に作業が進められます。スペースの限られた橋梁下や電線越しなど障害物のある作業空間での繰り返し作業に便利です。
マルチビジョンは、TV画面同様に簡単に切替えができ、一画面に作業状態や安全状況などの各種情報を見やすい画像にあらわすことができます。オーバーロードまたは制限範囲に達すると女性の声で警報し同時に自動停止します。この時画面にも停止の原因が表示されます。また、クレーンの実際の作業状態を動く画面にして見ることができる画期的なACSコンピュロードです。画期的な外の明るさに合せ、コントラスト調整や、画面の白黒を反転させることもできますので、昼間、夜間作業を問わず見やすくなっています。
SR-250VRは建設機械として初めて「2次排出ガス対策型」の認定を受けました。CO(一酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)など大気汚染物質の排出を抑えた、環境に優しいクリーンエンジンを搭載しています。
アウトリガには、作業状況に合わせてキメ細かく選択可能なH型と格納時にフロートの引きずりの少ない機構のX型の2タイプがあります。張出し幅も最大6.6m、中間張出し幅6.0m・5.0m・3.8m、最縮小張出し2.31mの5段階(H型のみ。X型は4段階)にきめ細かく設定できますので、狭い現場での設置が簡単で便利です。操作はキャブ内と車外のいずれからも簡単に行えます。
H型、X型ともにアウトリガ張出し幅自動検出装置付。アウトリガの張出し状態をコンピュータが検出し、キャブ内のパネルに正確に表示しますので、張出し幅の誤認による事故を未然に防止、安全な作業を行うことができます。